
口コミサイトなどを通して、当院に対するご意見を頂いております。
貴重なご意見にお応えするべく当院で取り組んでいる点について、ご紹介させて頂きます。
口コミサイトを通して、当院の発熱外来に対するご意見をいただきました。
改めて当院での発熱外来ついて正しくご理解いただけますようご案内させていただきます。
まず、現在までの発熱外来の経緯についてご説明いたします。
2020年1月パンデミック第1波の当時から当院では発熱の方の受診もお断りせずに診療を継続して参りました。同年3月、一般診療とは隔離された発熱外来を立ち上げるべく、屋外での診療を開始しました。現在までに1000名近い方に受診いただいております。その中には白血病や重症肺炎、自然気胸といった診断で、緊急治療により一命をとりとめた方も複数いらっしゃいます。また、院内感染者は1名も出ていないことから当院の感染対策は効果的であると考えられます。
2022年1月、新たな変異株出現の影響で、それまで減少傾向だった新型コロナウイルスの新規感染者数が急激に増加しています。当院に通院される方の多くは65歳以上の高齢者であり、ほとんどの方に高血圧や心不全、糖尿病、喘息といった基礎疾患があります。すなわち、新型コロナウイルス感染で重症化するリスクの高い方が多くいらしていることから、感染対策を徹底しておく必要があります。
また、新型コロナウイルス感染は自覚症状がない場合もあり、また、ワクチン接種は効果的とはいえ感染予防効果が100%ではないことから、引き続き当院ではこれまでと同様の態勢で発熱外来を継続していく所存です。発熱や呼吸器症状の方はまず、屋外のブースで対応させていただき、必要があれば院内で精査を進める形とさせていただきます。
ご不満に感じられる方もいらっしゃるかと思いますが、感染対策の重要性についてご理解・ご協力をいただきたく、ひらにお願いする次第でございます。
よろしくお願い申し上げます。
10月28日、院長がインターネットシンポジウムに演者として参加しました。
日本循環器学会会長だった斎藤先生のご講演が前半にあり、続いて、杏林大学循環器内科教授の河野先生、榊原記念病院内科主任部長の七里先生とともに最新の治療について公開討論を行いました。
高度医療機関の先生方との密接な連携・情報交換を当院では心がけており、最新・最善の治療をご提供できるように努めております。
インターネットのセミナーで院長が講演しました。
これまでにも平成30年から講演をしており、令和2年12月には関好孝先生(現慈恵医大葛飾医療センター呼吸器内科部長)と共に、COPD(いわゆるタバコ病)に関する講演を行っております。
今回は7月に心不全、8月に喘息をテーマとした内容で、最新の話題や治療法、診療所の役割における重要性について院長が解説しました。
講演は日本全国に配信され、多くの先生方にご視聴いただき、意見交換を行いました。
当院では口コミサイトに寄せられた皆様からのご意見にお応えする以外にも、より多くの専門家や医療関係者との情報交換を心がけ、常に最新・最善の治療を提供できるように取り組んでおります。
昨年から発熱・感冒様症状の方は屋外で診察させていただいております。
しかし、炎天下の東京では屋外にいるだけで熱中症となる危険性があります。
当院ではスポットエアコンを導入し、屋外でも快適に診察・検査を受けていただけるよう整備しております。
口コミサイトの投稿内容は数年前から変わらぬままではありますが、当院は「安心安全な診療」を心がけ、これからもアップデートを続けて参ります。
2020年3月以降、当院では感染対策に配慮しながら、発熱/感冒様症状の方もお断りせずに診療を継続して参りました。
この1年間で、400名以上に及ぶ発熱/感冒様症状の方が受診されております。
その中には肺炎や心不全、白血病で緊急入院になった方もいらっしゃいました。
一方、当院に来院したことで新型コロナウイルスに感染したという方は1名もおりません。
これは、当院の感染対策が十分効果的であることを裏付けております。
信頼できるクリニックであることとは、決して表面的な印象に左右されるものではなく、皆様が本当に困ったときにこそ期待に応えられる診療態勢を維持することであると考え、この点に当院では注力しております。
UV-Cは、室内気の殺菌/ウイルス不活化に効果的で適正使用下では安全性も高いという特徴があり、その有用性は世界的権威の学術誌Natureでも報告されています。
Nature(2020)10:10285、https://doi.org/10.1038/s41598-020-67211-2
当院ではこれからも、新型コロナウイルス感染対策を進めて参ります。
待合室では全ての座席間にパーティションを設置しております。
トイレも非接触式自動洗浄タイプとなっております。
室内と屋外との間で直接、常時換気しており、天気の良い日はプライバシーに配慮しながら入り口も開放しております。
発熱の方の診察は予約制とし、屋外で対応させて頂いておりますので、通常診療で受診される方と発熱患者さんが接触することはありません。
なお、院内で使用していたアロマですが、室内の換気に徹するべく今年度に入ってからはすでに使用しておりません。
専門職の矜持(プロのプライド)と責任感を常に意識しながら知識と経験を活かし、「ここに相談に来て良かった」と皆様に思っていただけることを目指しております。
当院で専門的に診療している循環器や呼吸器疾患は命に関わる重病も多いため、見落とすことは絶対に回避しなければなりません。
正しい診断のためには正確な情報収集が必要であり、細やかな問診のためのコミュニケーションが不可欠です。
それだけに、患者さんと当方における相互の信頼関係が重要となります。
正確な診断が確定するまでには時間がかかる場合も珍しくなく、肺癌の場合など、診断が確定するまでに数ヶ月要することもあります。
ここで大切なのは、医師の提案を大切なアドバイスととらえていただいて、あきらめずに診療を続けていくことです。
また、より早く正確な診断にたどり着くことができるように、必要があると判断される場合には専門医療機関へのご紹介やセカンドオピニオンも積極的に勧めております。